ワイナリーの新旧

ニュージーランド(あるいは、西洋文化圏)では、ワイナリー経営というのはひとつの象徴でもあるようです。例えば、リタイアした夫婦のあこがれの第二の人生であったり。ワイナリーの規模、運営理念や温度(雰囲気と云いましょうか)の多様さは、日本酒の酒蔵と同じだと思います。日本酒づくりにおいても、例えば、いわゆる大企業もあれば、ローカルの小さな酒蔵もあるし、歴史の長いところもあれば、一念発起で始めてまだ歴史の浅いところもあるでしょう。ローカルに売り切ればそれでよしとするところもあれば、海外進出を視野に入れているところなど、やはり様々です。

 

そうした中、良し悪しではなく、リタイア後の趣味としてのワイナリー経営をしているところは、趣味な分、ガツガツしたところがないからか、経営がうまく行かず、維持が困難になり、廃業・売却というケースもあるようです。

 

ここのところ、ワイナリーを調べていたら、「残念ながら閉店しました・売却しました」という事実に行き着いたワイナリーがいくつかあったので、閑話休題的に。