広島 鉄板焼き しんご

広島市は、西区横川の「鉄板焼き しんご」さんにてLilybellのワイン取り扱いを開始して頂きました!地元の人には説明不要の、広島で今、最も熱い鉄板焼屋さんです。自慢の料理とともに、ワインを是非お楽しみください!

 

お店の場所はこちらから!

https://lilybell.net/?page_id=267

(大人気につき、飛び込みで入ることはかなり厳しいので、席の予約を強くおすすめします)

醸造酒と蒸留酒

先日、知人と話をしていた時に出た話題。いろいろお酒を飲んできたけれど、醸造酒と蒸留酒、という分け方をしたら、やっぱり醸造酒だよねーという話になりました。もちろん、お酒は嗜好品です。飲む本人が飲みたいものを飲めばいいわけです。かくいう自分も、以前に書いたとおり、凡そ酒と称されるものは、ほとんど全部飲みますから。なので、この話も、ちょっとした話題の一つと思ってもらえれば幸いです。

 

蒸留酒には蒸留酒なりの、例えば、ウイスキーにはウイスキーの美味しさ、薀蓄、楽しみ方があります。ですが、どれも「蒸溜」をすることによって度数を高めているわけで、アルコール度数が全体の酒量の中で高い数値を締めるということは、それ以外のものが減っているというわけです。アルコールそのものの味は、乱暴に言えば、ツーンとして辛いだけということになります。アルコール度数を高めるために、それ以外の、アルコールそのものよりも「酒の味」を形作る上で重要なパーツを捨てているわけです。もし、お酒の味をよく味わう、ということであれば、その味に関与するパーツの多い、醸造酒の方が、誰にでも理解しやすいし、また、酒の飲み比べ(利き酒、利きビール、利きワイン等)であれば、容易にその差を感じ取ることができる酒だと言えるよね、という話をしていました。

 

蒸留酒には蒸留酒の良さがありますし、なぜ蒸溜しなければならなかったかというお酒の歴史的背景もありますでしょうから、この話は、酒の優劣を語っているわけではないことをもう一度。食べる「肴」だけでなく、こんな話題を「肴」に、お酒を飲むのもまた、楽しいものですよね?