ペットボトル入りワイン

技術的には、結構前から話には聞いていたペットボトル入りワイン。実際、飛行機の中のミニボトルはペットボトルであることが多いですよね。それが、先日、スーパーに行ったら、知っている銘柄がついに750mlのサイズをペットボトルで量販開始していました。最初は、見た目では全く気づかず、手に持った時に軽くて、一回り細い感じだったので、「あ、間違えた。ハーフボトルだったか?」と思って、思わず見直したら、750ml、プラスチックと書いてある!

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写真のワイン、Peter Yealands。何度か話をしたことがあるのですが、狙っている規模がお互いマッチせずに、うちでは取り扱っていませんが、なかなかいい物を出してきているメーカーです。ワインそのものもさることながら、(これは私の勝手な予想ですが)会社の沿革やその他を見るに、ここ数年の間に、そこそこ大きな資本が投入され、経営・運営が一新された感じを受けるほと、ドラスティックに、攻めの一手的のマーケティングを行なっているところです。そんなメーカーが次に持ってきたのがペットボトルの導入。

 

コルクからスクリューキャップに変わったように、ガラスボトルもペットボトルへとシフトしていくのでしょうか?興味深いところです。

 

私は、伝統を重んじることは大事だと思いますが、必要以上にそれに固執することは、「停滞」を生むと思っています。ペットボトル化で飲み手が多くの利益を受けることができるのならば、大歓迎だと思います。ただ、日本で受け入れられるには、しばらく掛かりそうだとは思いますが。。。