今年のWestBrook

ウエストブルックに、ニューリリースの試飲や写真撮影、ミーティングに行って来ました。2012年のソーヴィニヨンブランも飲んできましたが、今年もいい出来です!取り急ぎ、ご報告までに。もちろん、家で飲む用に一本手に入れてきたのは言うまでもありません。グリーンマッスル(ムール貝)のワイン蒸しとともに。。。

 

  

一目惚れのポウナム

時系列的にばらばらになってしまいますが、先日(8月)、お友達から頼まれていたポウナムの首飾りをプレゼントしました。そのポウナムのお話など。

 

ポウナムの首飾りは、自分で自分に買うよりも、誰かからプレゼントしてもらうことが一般的です。お守りのような意味あいをこめて。そして、行きつけのお店で、いいポウナムはないかなー?と物色していると!

 

こちらのポウナムにやられました(プレゼントなので、あげる前に開封して、まじまじと撮影する機会がありませんでした。また今度改めて撮影させてもらいましょう)。一目惚れ。まず、石そのものが、ほぼ黒に近い、最高に濃いグリーン。これに、白や透明のマーブルがいい具合に入っています!そうですね、いうなれば、最上級のピータン?(最上級のピータンというのも、濃い色で、そこにクリスタル、結晶状に模様が入っているものがもっともよしとされているそうな? 笑)

 

それから、フォルム。いわゆるトキ・ブレードの形ですが、それをデフォルメにデフォルメを重ねたデザイン。しかも、ものすごい滑面処理!超磨かれて、テカテカを越えてテロテロでした(成分的にもガラス質が多かったんでしょうかね)。南島の名だたるカーヴァーの作品だそうです。他にもいくつか、同じ職人さんのポウナムが、飾られていましたが、やはり、他のカーヴァーの作品より、放つオーラが違っていました(その分、お値段もオーラを帯びていましたが 笑)。

 

手に持った質感も最高!石の色とかデザイン、カービング自体の精度など、一つ一つのスペックをそれぞれで見てもぐっとくるものなのですが、最終的には、これが一番大事ですよね。手に持った、さわった質感、フィーリング。だって、装飾具ですから。

 

ちなみに、こちらは、昔、Kiwiの友人より誕生日の時にいただいた私のポウナム。これまた、深い綺麗な緑でお気に入り。人にも、綺麗な緑だねーってよく褒めてもらえてます!こんな感じで、光に透かすとよく分かります。また、その時の光源の加減で、いろいろな顔を見せてくれます。また、ポウナムと言うと、紐の部分が黒いひもしかないのですが、これは、更に別の、日本のウィーバーのお友達にお願いして、ヘンプで特別に紐の部分を編みなおしてもらいました。こうして、私はいろんな人の思いによって守られていると思うと、ありがたいなーと、いつも思えます。

  

 

最近は、そこかしこのお土産物屋さんでも、ポウナムの首飾りがおいてありますが、随分と中国産・中国製のいわゆる「おみやげ用」のグリーンストーンネックレスが増えてきました。もちろん、これって、ポウナムだけのことではなく、日本の土産物屋さんで買うキーホールダーが中国製なのと同じで、しかたのないことだし、それをどうこうという事もないのです。買ってる人も、わかって買っている分にはいいと思います。世の中にはやはり、「I ♥ IZU!」とかいたキーホルダーも必要ですから(笑) ただ、もし、贈る相手に色々な思いを込めて「ポウナム」をプレゼントする場合は、本物のポウナムを贈ってあげたいですよね!

 

あ、ちなみに、行きつけのお店はこちら、Pauanesia(パウアネシア)。オークランドのHigh St.にある、うっかりすると見落としてしまうくらい小さなショップです。初めてWebサイト見たけれど、お店自体はこんなにこじゃれていませんので。。。(笑)

http://www.pauanesia.co.nz/